食肉業界の転職事情

肉業界について

こんにちは!シンタロウです。

昨今転職ブーム?というものの波が押し寄せる中この食肉業界も例に漏れず「食肉 転職」というキーワードで検索すると多くのサイトにヒットするようになりました。

実際僕自身この業界にいながら2回の転職を経験しています。

この記事をご覧になっているあなたも、この業界での転職事情に多少なりとも興味がおありかと思います。

そこで狭いジャンルにはなりますが、この業界の転職事情を自身の経験や周りから聞いた話などを例にだしつつその実態にせまっていこうかなと思います。

今の職場でモヤモヤしている方がいれば、ぜひこの記事を今後の方針の参考にしてみてください。

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食肉業界で転職する人って多いの?

この記事を見ているあなたは、きっとこう考えているはずです。

今のままで将来どうなるのか心配。もっと給料欲しいし、スキルアップもしたい。

こう考える人、肉業界では正直かなり多いです。

僕も2回の転職をしていますし、周りをみても新卒の人をのぞけば転職を経験して今の職場にたどり着いた人がほとんどでした。

僕の感覚で行くと10人いたら半分くらいは転職組だったと思います。

参考)僕の転職ルート

参考までに僕がどういった転職ルートをたどったのかを一応書いておきます

【大学卒業後、お肉の専門学校へ入学してそこの紹介で老舗の食肉会社へ入社】

【5年働いて主任に昇格後すぐに、食肉ベンチャーへ転職】

【1年ベンチャーで働いて実家の食肉卸・小売の会社へ戻る】

【自分で食肉関連の会社を設立】今ここ

こんな感じで職場をてんてんとしています。最初の職場で昇格直後に辞めているので、もったいないと思われそうですが、その理由については以下で説明します。

何故肉業界で働く人は転職するのか

何故こんなにもこの業界転職する人が多いのでしょう?

精肉や調理の厨房に入る人にかぎって言うと、もともと肉屋というのは、雇われでいろんなところをてんてんと渡り歩く、今でいうとフリーランスのような働き方をしている人が多かったと以前の職場の年配の方に聞いたことがあります。

もちろん今は時代が違うので、それは当てはまらないのかもしれませんが、その当時と同じでよりよい条件のところを探し求めて転職を繰り返す人が多い様です。

その条件というのは、労働環境であったり給料であったりです。この業界どちらかというとブラックな傾向にあるので、どうしても次の職場に望みをかける人が多いんですね。

食肉業界の実態ついてはこちらの記事をご覧ください。↓

肉業界は本当にブラックなのか、実体験をもとに解説します!

補足情報として付け加えると新卒で入った僕の同期の転職率(離職率)はなんと驚愕の70%でした。

こんなことを書くと圧力がかかりそうですが、本当です。同期はほとんどいなくなって最後には自分も去りました。

でも、全ての代がそうだった訳ではなく僕の次の代の新卒の子達なんかは離職率20%以下でした。それでも実際離職率70%の年代があったのは確かです。。

ちなみに僕が転職を繰り返したのは、その場にとどまって得られる知識やスキルに限界を感じたからです。

そんなの、やってみないと分からないと言われそうですが、今は転職してよかったと思っていますし、そこにいたらできなかったであろうことにも挑戦できています。

この業界転職は経験するべきか、否か

まず結論を先に言うと

現状に満足していないならすぐにでも転職するべきです。

この業界、経験や技術がものを言います。まわりで転職をしている人たちの話を聞いていると、ヘッドハンティングされる人もいれば、転職のときにうまく交渉して以前の給料より高くしてもらったり、いいポストをもらっている方が多かったです。

食肉業界は今人手不足です。(どの職でも同じですね)職を探せば、最初に言った通りかなりの数の情報がでてきます。

自分でやれることに自信があるなら、今の状況よりよくなるはずです。(責任はとれないので絶対とは言いませんが、少なくとも僕はそうでした)

どうやって転職してるの?

この業界メインの転職は紹介が多いです。以前の会社の上司や先輩はみんなそうでした。

流行りの転職エージェントも営業というジャンルであれば、登録しておくと声がかかることがあるようですね。以前リクルートの転職サービスに登録したのですが、未だにかなりの数のメールがきてます。(正直かなりうっとおしいです 笑)

ちなみに僕がベンチャーへ転職したときは「wantedly」というサイトから次の職場へたどりつきました。このwantedlyはスタートアップの企業中心に自分のスキルアップをしたい人向けの求人を扱う求職サイトです。かなりレアなケースかとは思いますが、普通に精肉で求人を探してもスーパーのバックヤードばかりだったので、おもしろい選択だったんじゃないかなと思ってます。

ウォンテッドリーを使ったベンチャーへの転職経験談はコチラ

⇨⇨【ウォンテッドリー体験談】肉屋の僕がベンチャーに転職して得た物

あとはヘッドハンティングされていた方もいましたが、明らかに優秀な方だったのでベンチャーに入るなんていう冒険をするくらい、レアなケースだと思います。

やっぱりなんだかんだ言ってメインは人からの紹介ですね。普通に考えて、転職先にいる人からの紹介なので次の会社で信頼を築くのも速いですし昇格もしやすいと思います。

まとめ

最後に繰り返しにはなりますが、この業界転職する人は多いです。

その理由は自分のスキルアップのためであったり、給料アップ、労働環境改善など人それぞれです。

ただいずれにしても、僕自身の考えを言うと現状の職場に不満があるのならすぐに転職したほうがいいと思います。それは、行動した結果の不満よりも行動を起こさなかったときの不満のほうが大きいと思うからです。(自分が納得したうえでの不満であれば飲み込めますからね。)

この記事を読んでいる方で今まさに悩んでいる方がいれば、一度思い切って行動してみてはいかがでしょうか?とにかく後悔が少なくなるような選択をしてみることをオススメします。

今回あまり直接的にお肉のこととはあまり関係のない記事でしたが、これを読んで少しでも参考にしてもらえたなら幸いです。

では、今回はこのへんで失礼します。

最後まで読んでいただき感謝です!

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